REI

京都紋付

伝統技術ブランディング

1915年創業、京都の和装業界にて黒染め加工を専門に行ってきた染め屋さんの新ブランド2つのプロデュースとブランディング。

その冴えた黒が放つ日本の美意識と日本の慣習・文化を海外の人たちにも感じてほしい、日本人にも再認識してほしい、との想いが同社社長とピタリと合わさった。

ブランディングも、黒の美意識らしく相手への想いからストーリーを紡いだ。

株式会社京都紋付が2015年の今年、創業100年を迎えるにあたって、新たな分野に業務を拡大したい、そして、日本国内に限らず海外にも自分達の技術を知らしめたい、との依頼で、それらを叶えるブランドを2つ、プロデュースし、ブランディングも手伝っている。

2つのブランドは、同社特有の黒染め加工ブランドとしての『れい』と、その黒染め加工を最大限に活かした商品を京都紋付が企画プロデュースするブランド、『御礼（おんれい）』。

ブランドプロデュースとは、京都紋付の培ってきたギフトを理解し、そのギフトを用いて目的を達成させるためのブランドを創造すること。 ブランディングとは、創造したブランドとターゲットやそのマーケットとの信頼関係を構築、それを継続させていくこと。

具体的には、
・ターゲットの策定
・ブランド戦略の策定
・ブランドコンセプトの策定
・ネーミング
・ロゴマーク、ロゴタイトルのデザイン
・コピーライティング

をプロデュースとして行い、

・黒染め加工を施す相手ブランドや企業の吟味、アドバイス
・商品プロデュースする際のパートナーブランド、コラボブランドの選定、取組システムへのアドバイス

をブランディングとして継続して行っている。

『御礼』ブランドの第一弾として、アパレルブランド『Dress Camp』とのコラボブランド『00（おんれい）Dress Camp』が2015年10月の東京コレクションにて発表された。
»東京コレクション 　Dress Camp 2016SS （Fasionsnap.com）

今後は、アパレルに限らず、ホテルFFE等ホームファーニシング、建材等様々な分野で日本の黒の持つ魅力を伝えていきたい、と荒川社長との画策もまだまだ途切れることはない。